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時計の使者、ジュンコ(金子 純子)腕時計YouTuberのプロフィールを徹底解説!



金子純子

abemaブログ(junko-kaneko)より引用

今までの人生で腕時計を語る女性に会ったことがあるでしょうか?いつのまにか廃れてきているモノ、男性がこだわりを持つモノという認識が強まってしまった「腕時計」について、時計が持つ情報や物語を伝え続けているのが『時計の使者、ジュンコさん』です。

 

時計尽くしの人生を歩んでこられた女性腕時計インフルエンサー”ジュンコさん”について、時計店に生まれた宿命、時計に徐々にハマっていった系譜、などなど過去の経歴や現在の活動などプロフィールを紹介します。

 

 

 

 

時計の使者、ジュンコとは?

『時計を伝えたい』という熱い思いから”時計の使者”を名乗り、時計の持つストーリーや魅力を発信している女性腕時計YouTuberです。実際には時計店を経営しており実業家としての顔も持ち併せています。国家資格である時計修理技能士2級の保有者。

2018年5月からYouTube活動を開始して、現在までに153本の動画を投稿、チャンネル登録者数約6千人と総視聴回数120万回を誇っています。

 

www.youtube.com

 

まだ開設から間もなく投稿数も少ないですが、海外向けに日本の腕時計を伝えるチャンネル「Japanese Watch Junko」も運営しています。言語は英語で配信されています。

 

www.youtube.com

 

時計の使者、ジュンコの経歴や現在の活動

時計の使者、ジュンコさんは1979年7月生まれ福岡県みやま市の出身です。 創業123周年も続く老舗「金子時計店」の長女(4姉妹)として育てられました。実家の8畳リビングには、14個も時計が置いてあるほど時計尽くしの環境でしたが、幼少期は実はこれっぽちも時計に興味を抱いていなかったそうです。

 

 

両親はジュンコさんに家業を継いで欲しかったそうで、小学校高学年の時から売り上げのお札を数えさせたり仕事を教え始めました。中学生の時にはジュンコさんも父親の仕事姿をカッコよく感じ、自ら進んでお店に立って万引きの見張りや知り合い客の話し相手などを務めました。

 

しかし、高校に上がったジュンコさんは時計以外にもたくさんの関心を持ちました。ファッションが大好きで雑誌を通して中古の販売をするなど商売魂が早くも目覚めていました(今でもコーデ写真をSNSにあげられます)。なりたい職業は国際線のスチュワーデスでしたが、残念ながら視力や身長などの条件を満たせずに諦めることになりました。

 

 

高3の三者面談にて、母親が「娘は時計屋になります」と(勝手に)宣言し、再び時計キャリアの道へ。大学には進学しましたが、商売に興味があったジュンコさんは勉強に疑問を感じ、大学1年の夏にして退学を考えます。しかし学歴で苦労した父親に懇願され、最終的には学校に残り卒業を迎えることができました。

 

就職活動では時計店で働くことに悩んでいたジュンコさんでしたが、父親から「家賃を払ってやるから時計屋で働きなさい」と提案があり、経済補助を目当てにあっさり快諾しました(結局実家から通勤したそうですが)。福岡市内の時計店への就職を決めましたが、「機械式時計って何?」と父親に尋ねるほど時計の知識はありませんでした。

 

blog.ki-watch.com

 

働きながら時計について知っていく中で、徐々に興味が沸々と湧いてきたジュンコさんは、24歳の時に時計の学校に入るために上京します。また、定価で正規品を売るお店、中古で買取販売をするお店など時計店での仕事も始めました。後に経営者になる目標を立てていたジュンコさんは4~5年で500万円を貯金することができました。

 

販売員として売り上げ意識が高かったジュンコさんは「全国3位以内じゃないと気が済まない!」と休みを返上してお店に立ち、さらに時計について学ぶことへの労を惜しみませんでした。正規店は業態が性分に合わなくて辛さを覚えたこともあるそうですが、中古時計が持つ奥深さの魅力には惹きつけられ起業イメージを固めていきました。

 

 

自分が心底気に入ったこだわり品だけを扱いたいとして、29歳の時にマニアックなメンズ中古アンティーク時計の買取販売『ケイアイウォッチ』を立ち上げて晴れて経営者になることができました。起業は「人生三大恐怖」のひとつに入るほど始めは不安でいっぱいだったそうですが、根気で耐え忍び創立から10年以上たった今も営業しています。

 

経営者人生の中では「時計に力を入れる余り」元夫の時計技術者との離婚してしまうなど辛い出来事もありましたが、時計への愛情や時計の魅力を発信する情熱は衰えを見せず「正美堂時計店の合田さん」に憧れYouTubeを始めたり、女性のみで運営されるレディース専門時計店の設立に向けて日々奮闘をしています。

 

www.instagram.com

 

ジュンコさんが時計キャリアを歩むにあたって父親の存在はとても大きく、時計屋として家族を養う背中を見せ続け、幼少の頃からジュンコさんに時計の面白さを力説してきましたが、将来に悩むジュンコさんは20歳前後で「自分がもし時計屋をやらないといったら?」と疑問をぶつけたことがあるそうです。

 

その時に、お父さんは「純子が幸せになるなら何でもいい」と答えたそうで、ジュンコさんはこの言葉のおかげで変なプレッシャーや強制させられる訳でもなく、自然と自発的に時計をやろうと心から思うことができ、現在も時計屋を続けていられる大きな要因だったと振り返っています。

 

ameblo.jp

 

時計の使者、ジュンコの動画内容は?

腕時計を中心的に扱った動画内容になります。10分前後の尺で時計について詳しく解説する動画が主となります。また、時計の使者としてではなく、個人「金子」として時計についてや自身についてのエピソードを語る回もあります。

また、時計YouTuberとのコラボに積極的で生配信のインタビューという形でクリエイターや時計を紹介しています。動画は基本的に画面に向かってのトーク形式で、サムネイルもシンプルに要点を張り付ける独特な表現、熊本弁の方言も飛び交います。

 

ジュンコ動画内容

 

時計の使者、ジュンコのオススメ動画は?

クォーツ時計のメリットやデメリットの解説!

腕時計を二分する「機械式」と「クォーツ時計」ですが、クォーツ時計について良い点と悪い点をプレゼン方式で説明している動画です。腕時計を詳しく知る上では基本的な知識ですが、誰にでも分かりやすいように要点を絞っています。

 

www.youtube.com

 

国産メーカーのアンティーク時計について!

日本が誇る時計メーカーSEIKOより、最上級ラインナップのグランドセイコー&キングセイコーのアンティーク品のお話です。英語を使って国産品を海外に伝える動画作りにも取り組んでおられるジュンコさんが、生産地の情報も交えて丁寧に詳しく解説しています。

 

www.youtube.com

 

時計の使者、ジュンコのまとめ

時計の使者、ジュンコはこんな方にオススメ

  • 腕時計が好きな方
  • アンティーク時計が好きな方
  • 女性実業家に刺激を受けたい方

 

時計専門のYouTuberですので腕時計が好きな方は是非ともチャンネル登録をオススメします。また時計YouTuberの中ではアンティーク品(USED)について特色が色濃いと思いますので、アンティーク時計に興味を持っている方は必見です。

女性の時計店経営者として日々奮闘する姿から学べることは多いと思いますので、起業を志される方にも一見の価値があると思います。

 

じゅんこ写真2

abemaブログ(Junko-Kaneko)より引用

 

時計の使者、ジュンコ好きにオススメ品

腕時計のこだわり!初心者以上の愛好家必読


腕時計のこだわり (SB新書)

 

時計評論家でもある並木 浩一氏による前作の「腕時計一生もの (光文社新書)」および「腕時計雑学ノート―文字盤の裏側にあるのはムーヴメントだけじゃない」の好評を受けて、2011年に出版された続巻です。

 

「初心者以上!マニア未満!必読」と帯が語る言葉の通り、初心者にはこれからの教本としてマニアには絶対抑えるべき知識として、調度良いうんちく具合が抜群に取れた良著です。また、腕時計について体系的に知識を整理したい方にもオススメです。

 

日本の王者ブランド”グランドセイコー”


[グランドセイコー]GRAND SEIKO SBGV225

 

日本人の腕時計好きとしては切っても切れない存在の国産メーカー大御所SEIKOが誇る、至高のシリーズ”グランドセイコー”より、ラインナップの中では手の出しやすいクォーツモデルです。グランドセイコーらしさが詰まったスタンダードなデザインで、スペックももちろん申し分ないです。

 

グランドセイコーを手軽に始めてみたい方にはぜひとも手に取っていただきたいです。また既に機械式で高級時計を持っている方にもサブ機としてオススメです。使用感としてはやはりデザイン性の高さが評価を得ています。

 

時計の使者、ジュンコあとがき

あとがき

時計の使者、ジュンコ(ki_watch)より引用

 

以上、時計の使者、ジュンコさんの紹介でした。ジュンコさんのブログを見ればスグに分かりますが、時計に対して至る所に思考がこだわり抜かれており、経歴を知ることでそのルーツは家族や歩んできた人生から生じたものだと分かりました。

 

最近はやはりスマートフォンやスマートウォッチの台頭で、腕時計の存在は薄れてきている現代のように思えます(ジュンコさんの扱ってるアンティーク品はなおさら)。そんな中で、時計を伝える役割を懸命に務める姿を見て応援せずにはいられませんでした。これからの益々のご活躍を期待したいです。