彫師YouTuberレン(山田 蓮)のプロフィールを解説!タトゥー専門のOMOSSY CHANNEL(オモシーチャンネル)
タトゥーという芸術の魅力や正しい知識を発信しているのは、彫師YouTuberのレンさんです。多くの人にとって未知の分野で、誤解を招きやすい世界ですが、そのリアルを包み隠さずに伝えています。
親の反対を押し切って大学を離れタトゥーの世界に飛び込み、北米で猛修行を積むなど、タトゥー業界の中でもユニークなキャリアを歩んでいるレンさんの経歴や現在の活動を紹介します。
レン(山田蓮)とは?
タトゥースタジオを運営している彫師YouTuberです。 ファッションを学んでいたバックグランドもあり、独特の風貌や織りなす作品の芸術センスが目を奪うオシャレな世界観・オーラを纏ったクリエイターです。
2019年4月からYouTube活動を開始して、現在までに110本の動画を投稿し、チャンネル登録者数2.15万人と総視聴回数270万回を誇っています。
レン(山田蓮)の経歴や現在の活動は?
レンこと山田蓮さんは、1995年5月生まれ福島県出身です。建築家であり工務店経営者である母親と、元自衛隊員で塗装屋を務める父親のもと育ちました。腕っぷしも強くハーレーを乗りこなすなど父親はワイルドな人物で、レンさんは子供のころから尊敬の念が堪えませんでした。自身も24歳のときに初バイクとしてハーレーを手に入れました。
山田親子、郡山に向かいます。 pic.twitter.com/vdu6eHK4h0
— 山田 蓮 (@leefkun) 2013年8月15日
小さい頃から絵を描くことがソコソコ好きだったと若干のアーティスト気質を見せるも、当時は男の子らしく、サッカー選手やヌンチャク使いなどになりたいと願っていたそうです。中学校ではバスケットボール部に入り、NBA選手を目指して日々汗を流されていました。
高校では先輩マネージャーに一目ぼれをして、突拍子もなくハンドボールを始めます。すぐにアタックをして一度はフラれてしまうものの、粘り強くアプローチをを続けて半年の努力の末に、交際を開始することができました。スポーツと恋愛をたっぷりと謳歌する青春時代を過ごしました。
僕の高校三年間。
— 山田 蓮 (@leefkun) 2013年5月14日
左から、
先輩に片思い中の山田。
先輩とイイ雰囲気の山田。
先輩とラブラブの山田。 pic.twitter.com/OebI6T2m27
また、ファッションが大好きで特にアメカジに傾倒があり、ハッピーハッピーカレーという変わった名前のカレー屋さんのアルバイトで溜めたお金は、東京での服の買い付け代などに費やしていました。本格的にファッションの道に進もうと、卒業後は上京して服飾を学べる文化学園大学に進みました。
学業とパンチコのバイトに勤しむ中で、服屋をやろうとぼんやり将来を描いていましたが、ファッションカルチャーを深堀していくなかで、20歳の時にアメリカントラディッショナルに出会いました。昔のアメリカ海兵のタトゥーの魅力に惹かれ、最初はファッションへ投影することを試していましたが、物足りずに「彫師になろう」と思い立ったそうです。
両親に電話で「彫師になる」という想いの丈を伝えましたが、最初は理解を得られなかったそうです。「大学を卒業したら...」という渋々条件付きで了承を得ましたが、レンさんは今すぐタトゥーを始めたい衝動を抑えられずに、なんと大学を辞めてしまいました。しばらくは両親と絶縁状態が続いたそうです(今では仲直りされています)。
上からモノを言われることは性に合わないとして、弟子入りはせずに独学でタトゥーを勉強します。塗装屋で働き始め貯めたお金で、中国製のほとんどパチモノのような10万円のタトゥーセットを購入して、「とりあえず行動!」っとタトゥーをさっそく彫り始めました。初めての作品は「ヒドイ」と今では振り返っています。
とにかく実践をこなさなければということで、カナダに渡り1年間の彫師修行に明け暮れます。タトゥーに寛容なカルチャーで気軽に入れる人も多い中で、観光客を相手に時に1日10人にも及ぶほど彫って彫って彫りまくって経験を積んでいきました。帰国後は、自らのタトゥースタジオ『Len Tatoo Art』を立ち上げました。。
第一線で活躍するこことだけではなく、弟子を育てたりと着実に彫師としてのキャリアを歩まれておりますが、傍らではチョークアートの依頼を請け負ったり、オムライスのキッチンカーをはじめたり、YouTubeをはじめてタトゥーについて発信をしたりと、多方面で活躍をされています。
レン(山田蓮)の動画内容は?
タトゥーを中心的な内容として動画を配信しています。本来のコンセプトは「レンさんがやってみたい・伝えたいと思ったことをとつとつとアップしていくチャンネル」として、タトゥー以外にもファッション・料理・アートについての動画が投稿されることもあります。
ライブ配信も時に行われており、ゲストを招いてタトゥーにまつわる話を展開しています。投稿頻度は現在の所月に5本~10本ほどのペースで推移しています。
レン(山田蓮)のオススメ動画は?
タトゥーを入れ(rられ)てみた!
弟子”KEE"がレンさんにタトゥーを彫る生々しい映像です。デザインやサイズを確認するところから、じっさいに墨を入れていくところ、アフタートークまで公開しています。初めて人に彫るところを撮影されているお弟子さんの緊張感が伝わり、OPの緩やかな空気から一変した真剣な表情が迫真と迫る、手に汗握る動画となっています。
タトゥー除去の密着ドキュメンタル!
「タトゥーは消すことができる」主旨の動画をいくつか投稿されていますが、自身がみずからタトゥー除去をする様子を収めた動画です。タトゥーを入れる際のよくある心配事としてあげられる「消すことが出来るか・どのように消えるのか」っと多くの方の疑問に答えた作品です。
レン(山田蓮)のまとめ
レン(山田蓮)はこんな方にオススメ
- タトゥーに興味がある方
- オシャレに興味がある方
タトゥー系のYouTuberとして質量ともに現存トップの日本人YouTuberですので「タトゥーを入れたい方」や「彫師になりたい方」に刺さるチャンネルで間違いありません。
またレンさんのファッション・アートのセンスの高さは動画のみならずinstagramアカウントからも一目瞭然ですので、オシャレが好きな方も一見の価値があります。
レン(山田蓮)に興味を持った方へ
タトゥーアートの世界をもっと知ろう
世界で活躍する著名なタトゥーアーティスト44人によるフルカラー作品集です。ページを開けば息をのんでしまう、圧倒的なビジュアルの刺激、ヒトの身体で創り成す芸術性の高さに脱帽すること間違いありません。美術評論家の布施英利も本作には太鼓判を押しています!
写真だけではなくそれぞれの作者のコメントも載せられており、内容も2019年12月出版とオールドスタイルだけではなく最先端のモダントレンドも網羅しております。筆者のクリス・コッポラ氏はジャーナリストでタトゥー専門の写真家でもあります。
まずはタトゥーシールでお試しを!
やはりイキナリTatooを入れるのは怖い、忍びないという方はまずシールで試してみて、どのように世界が変わるのが体験してみるのがオススメです。1000円という手の出しやすい価格で、デザインも男性にも女性にもウケるのものが収録されている30枚セットの紹介でした。
耐久力はシールなので1日中つけるのは難しかったというレビューも上がっています。剥がれやすいというところも、安心として受け入れる方に良いかもしれません。
レン(山田蓮)後書き
以上、彫師(タトゥー)YouTuberのレンさんの紹介でした。動画上でのレンさん自身の振る舞いや、instagramの写真を見て、自分とは無縁な世界とは思いつつも、なんかイケてる!という「センス」の魔力に惹きつけられていきました。
彫師として20代というのはまだまだ駆け出しの世界のようですが、確かな実力・知識・経験に裏付けされた素晴らしいタトゥーインフルエンサーとしてどんどんこれから活躍されていくことを期待したいです。